大切な人へ
風りんりんを育ててくださった方がまた一人旅立たれました
この前まで元気に話していたのに
突然すぎて泣けないとはこのことか
ボーイスカウトの指導員を長年されていて、風りんりんスタッフにもたくさんのことをおしえてくださった。
「子どもが川遊びに来るから草刈りしとかんとなー」と草刈りをしたり、冬は園バスのために雪かきをしたり、卒園キャンプには自分がリフォームしたログハウスを貸してくださり、子どもたちのためにいろいろ作ったり、子どもが行くと必ず顔を出してくださった。子どもへの愛情、スタッフへの愛情は計り知れなかったと思う。
風りんりん以外でも、私が辛ったとき、何も聞かずに何気ない言葉で救ってくれた 本当に優しい人は自然にこれができてしまうんだと教えてくれた。
Tシャツの上にカーキ色のナイロン素材のアウトドアベストを着ていることが多かった。お線香をあげさせていただいたとき奥様が話してくれた。「いつもこんな格好してましたでしょ?このTシャツの背中には“森のようちえん”と書かれていて、“モンベルのこのTシャツは売り上げの一部が寄付になるからこれにしよう”と選んでいたんです。夏は“今日は子どもたちが川にきてなー”と嬉しそうに話してくれてました。本当に子どもたちが可愛かったんでしょうね」
今まで風りんりんを支えてくださっただけではない。これからはあなたのその想いを背負って私たちは頑張っていかなければいけない。強さと重さに感謝して誓った。奥様から聞くお言葉はまるであなたがそこで話しているかのような温かい、けれど強い意志が溢れていました。
今まで本当にありがとうございました。これからも子どもたちを見守っていてください。
私はあの場所にいくたび、あなたの笑顔をあなたがくれた言葉を想いだし自分を奮い立たせることでしょう。
私の永遠のヒーロー Yさま

