『だめ、汚い、危ない、早く』をなるべく言わないように
自然の中でのびのびと
毎日自然の中で遊びます。雨の日も雪の日も暑い日もお散歩することで四季を感じ、逞しい体が作られます。人工的に作られたものではない自然の中で遊ぶことは、特に五感が発達すると言われている幼児期の感性を豊かに磨いてくれるとともに、生きる力と知恵を身につけてくれると考えます。
子どもの力を信じて待つ
その子のペースや個性を大切に、ゆっくり考える時間を持たせてあげることで、子どもは無限の力を発揮すると考えます。急かすことなく、『育つ力』を『待つ』ことが大切だと考えます。
子どもの社会を築く
大人は基本的に『見守る』役目です。失敗をしたり、少々の怪我、子ども同士のケンカ、もめごとなど、子どもは子ども同士で解決する力を持っています。大人がすぐに助けてくれない環境を作ることでその力を発揮し始めます。人を思いやり仲間を大切と思い、人を信じる心が育ちます。
親が育つ
「『だめ、汚い、危ない、早く』をなるべく言わないでください。」と言われるとそれしか言っていない自分の日常に驚くとともに、最初はとても不安を感じます。しかし急かさなくていいと決めた瞬間、親も日ごろの気負いがなくなりとても穏やかな優しい気持ちになれます。親自身がたくさんの発見と変化をし、それは子育てにも反映されるものと思っています。
地域に育ててもらう
近所のおじさんに叱られる、年配の方に昔の遊びをおしえてもらう、など、高齢化が進んでいるにも関わらず減ってきている光景です。親以外の大人から愛情を注いでもらえることによって、より豊かな心をもつ子に成長すると思っています。