卒園登山の日

卒園登山

毎年恒例、年長さんの「卒園記念登山」！920ｍの鷲峰山に登ります。

朝

大人もひーひー、私も1年に一回の自分の体力試しの場と化している（それしか登らんのかーい！）。今回9回目の登山。私は一度も欠かさずふきのとう組（年長）と一緒に登ってきたが、今回はどうしてもの理由があり見送る側に・・。登山道で「行ってらっしゃーい！」と手を振って見送ると、

めっちゃ寂しい！！めっちゃ心配！！やっぱついていく～！！　状態。
えーー！！！　保護者さん、毎年こんな想いで見送ってた？？？！！！
うっく、そりゃ親も強くなるわな・・涙、涙、涙。
可愛い子には旅をさせろ。心配な気持ちを抑えて、保護者さんみんな偉い。

普段と違うことすると新しいことが見えてきますな。

途中スタッフに何度かテルして「今どこ？」「え？天気がやばい？」「え？頂上まで6時間半かかった？？！！！・・・」俗世間でひやひやな私でした（笑）

帰ってきた子どもたちとスタッフは、いい顔してんな～
これ毎年だけど、何か一つ乗り越えて一つ大人になって帰ってくるのです。昨日の顔と違う。真っ黒に日焼けしてあせびっしょりも乾いて髪もパルパリにまとまって、お迎えにきたお父さんやお母さんの胸に顔をうずめ嬉しそうな泣きそうな顔をする。こんな場面を見れるってなんて幸せなんだろう。

大人だってきつい登山。この子たちの身体と心にたくさんいいことが起きた一日。「自然」と「仲間」はいつでも君のそばで君を守ってくれている。新しい人生の始まりだね。

帰りの会では保護者さんからもひとことずつもらった。一人のお母さんが「風りんりんのスタッフさんはみんな本当に温かくて、それが本当に嬉しくて、風りんりんに通ってよかったといつも思ってて・・」と途中から涙交じりに話してくださり、もらい泣きした。
　あー、風りんりんはこんな保護者さんに支えられていて、幸せなのは風りんりんなんですよ、と言いたかった。
　朝お見送りにきたあと、書道で「おかえり」「鷲峰山登山制覇」の文字を書いてお迎え看板を作ってきてくれた保護者さん。風りんりんを丸ごと受け入れてくれる保護者さんがいるから風りんりんは存在できるのです。保護者さんが思ってる何100倍も、私たちは保護者さんから元気と勇気をもらっていてその存在は莫大にでかいのです。心からありがとう。
子どもたち、よく頑張った！！

ちなみにそのお母さんがスタッフにマックの差し入れをしてくれてた。登山後のマックは最高においしいのだ！スタッフみんな狂喜乱舞！よし、来年はマックを差し入れしよう！いや、来年は登る！