「森のようちえんの子は小学校に入ったら授業の45分間は座ってられますか?」
たぶん一番聞かれる質問です 笑
森のようちえん=大人は見守る役目=自由=自分勝手
という図式ができているんだろうなー。
森のようちえんが自由というところまでは間違いないけど
自由=なんでも自分勝手にできる に間違いがあるんだろう。正確に言うと
森のようちえん=大人は見守る役目=自由=自分で考えなくてはいけいない=すべて自分の責任=子どもの社会であらゆることを解決していく=子どもは残酷なので大人が介入するより大変=子どもたちで規則を作るので守る=とにかく24時間考え選択している=自分の人生は自分で切り開いていく人になる
あ、話を戻します。
「45分座ってられますか?」
答えは、もちろん!
では質問です。あなたは人に座りなさいと教えられたから座っていたのですか?
違うと思います。周りが何をしているか見て、今何をすべきか考え自分で座っていたのでは?
そう同じ座っている、でも人に言われてなのか、自分で考えてなのか、ここがとっても大事なところ。
森のようちえん・風りんりんの子は6歳までもずっと自分で考え行動をしているので、なぜ今座る必要があるのか?今何をする時間かを考えて生きています。
人に言われてするんじゃない。自分が必要だと思うからする。
先生の話を聞く時間。もちろん周りを見て座って聞くでしょう。
それでも聞かない場合、よほど先生の話がつまらないか 笑
その子が座ること、話を聞くことが苦手な特性がある可能性もあります。
子ども同士の社会を知っていますか?
実はとっても残酷です。やるときはなんでも思いっきり。ぶったり怒鳴ったり。
でもそこに「相手を傷つけてやろう」という気持ちはなく、あくまで気に入らないから、自分の想い通りにならないからなど、本能のまま怒っている、人間らしい理由なのです。だからあとくされもないし、変に傷ついてひきずったりしない。
私が嫌いな大人の行為に、子ども同士がけんかをしているとすぐに間に入って「ごめんねは?」「いいよは?」と両者にやること。
これをじぶんがやられたらどうでしょう?
めちゃめちゃ怒っているときに「ごめんねは?」「いいよは?」なんて言われたって余計むかつくだけじゃない?
「あんた部外者、引っ込んでて!」って言いたい。
そんな気持ちの悪い仲介より、まっすぐな気持ちで怒ってる子どもとのやりとりが一番真剣できれいです。だから素直に自分はどうするか真剣に考えられる。
子どもの成長を邪魔しているのは大人なのですー!
子どもは子ども同士、子どもから受ける刺激が一番の影響力あり、一緒に成長していくのです。
大人は子どもの成長をじゃましないでいたいと心から思います。
いろいろ言いましたが、
幼児は大人が思う100倍もよく見て考えています。
一番大切なのは、
「教わることではなく、やりたいことでどんどん遊ぶこと!!とにかく遊べ~!!!暇さえあればどんどん遊べ~!!!」
自分の人生どう生きていくかを考えられる力をつけるために。
お父さん、お母さん、もっと自分の子を信用しなさい。信用していいよ。
(私が息子に言われた言葉です!笑)