【自然に任せて見守ることが一番必要なことだった】アシカの赤ちゃん
何か月ぶり、いや1年以上ぶりかもしれない先日「家族で遊びにお出かけ」をした。うわ~うわ~、自分でもびっくりするくらいの久しぶりさに驚愕した。お休みの日でも家で仕事ばっかりしてる。仕事=趣味みたいな夫婦なので同じテーブルに座ってずっとPCしてることがほとんど。子どもたちも同じ場所でPCやスマホに向き合ってる。違うことしてても家族が同じ空間にいる時間がとても好きだ。みなが自然で安心する。
うちの予定はほとんど長女の一言で決まる。
「今度の日曜、ママ休みか?どっか行かん?」「いいよーどこがいい?」「さがしてみるー」 から始まり、スマホを駆使してあれやこれやが出る。 「水族館行きたいな~」という高校生はとても魅力的だ。鳥取で純真に育ったの~涙
「水族館と言えば城崎かなぁ」「えー!じゃ、そこで!!」
「ひゃー!caféがいっぱいあるー!caféめぐりしたいー!!」
「・・・・・(水族館は・・??)」
はれて日曜には城崎へ。しかし車の中、子どもたちはみなスマホ。
いや~城崎と言えば小旅行でしょ!(1時間半だけど。ママにとっては久しぶりぶりのお出かけだけだから大旅行だわ。)外の景色見ようよーそしてそこに暮らす人の生活に思いを馳せるのですよ、それが旅行というものではないのかーい。
時代は変わるなー。携帯がないころは道中も大切な旅行だったけど、今は到着して遊んでまた気づいたら家にいるみたいなドラえもんのどこでもドア形式になってるーふーーー。
さて城崎マリンワールドでたくさんの動物にいちいち「かわいいーーーー!!!」と叫び写真を撮りまくり、その後頂上のミュージアムへ。新しくなったとてもきれいなミュージアムにこんなことが書いてあった。
「アシカの赤ちゃんが産まれて、でも飼育員がどんなに手をかけても生きられない子もいる。ある日気が付いた。手をかけすぎるといけない。自然に任せて見守ることが一番必要なことだった。」と。
人間の子どもも一緒だ。手をかけて与えすぎることが一番いけない。自分で考えない子になってしまう。つまり生きる力が育たない。生きることはかんがえること。自由にたくさん考えて間違って失敗して学ぶ。一見手をかけることが「いい子育て」に見える時代。人間も自問自答したい。動物は「命」をもって教えてくれる。「産むのも命がけ。産まれるのも命がけ。」人間はもっと自然に学ぶべきなんだな。
元気で生きてるだけで最高の幸せなんだ。動物たちありがとう。飼育員さんたちありがとう。
こんな私だけどやっぱり自分を信じてやってみようと思えた。また小旅行行こう。そして近いうちに世界も見に行ってみよう。それにしても、その偉大な自然と毎日向き合ってる風りんりんの子どもたちは、どんな大人になるんだろうなー。思いっきり羽ばたいてほしいな。