ふるさと納税「風りんりんのクッキング場を作りたい!!」
風りんりん、初めての挑戦です。
8年半週に一回はクッキングで使わせていただいた鳥取市の「柳茶屋キャンプ場」が再開発のため大規模な工事に入り今までのような利用はできなくなる・・では、他に使わせてもらえる施設はあるか?と結構探しました。しかし公共の施設は火が使えないところが多い、使えるところは有料で現在週に3回クッキングをしている風りんりんには費用負担が大きくなる、どうしよう・・・と途方に暮れていたときに、県のふるさと納税と出逢い思い切って挑戦することにしました!
安全にクッキングをするためには、火の粉が外へ飛ばないように、そして雨の日も雪の日もクッキングができように、しっかりした炊事棟を建てなければいけない、そのために炊事棟建設代、整地代と結構な金額が必要になります。
ではなぜここまでしてクッキングにこだわるのか?
大人がなるべく手出し口出ししない「クッキング」は風りんりんでいちばん大切な活動かもしれないから、です。
現地に到着すると子どもたちは車からクッキング道具を下ろし運び、野菜当番は包丁で野菜を切り、火当番は薪とマッチで火を起こし、お米当番はお米を研いで羽釜でご飯を炊きます。
火と包丁を風りんりんの子たちは上手に使いこなします。
今子育ても保育も「危ないものから遠ざける」風潮ではないですか?
しかし危ないものとは一生付き合っていくのです。火と刃物だけではありません。
世の中には危ない事象、人、トラブル、たくさんのことがあります。
自分で考え行動する力は体験から生まれるものなのに、その体験を奪っているのが今の子育て・保育なのです。
私の娘は年中のとき毎週包丁で手を切っていました。最初は「ママー!」と泣くだけ。スタッフが水洗いして絆創膏を貼ります。数日後には泣くけど自分で水洗い、スタッフが絆創膏を貼ります。数日後には自分で水洗い、自分でもってきた絆創膏を自分で貼っておしまい。数日後、包丁で手を切ると痛いから切らない切り方を編み出す。今もその切り方は園児に継承され、切る子が少なくなりました。あっちゃんとしては残念(笑)刃物は切ると痛いもの、だけどちゃんち使えたら便利なもの、というのも体験から身につけるものです。言葉でなんて伝わらない。
火は火の粉が飛んで「熱い!」と気づきます。もしくは火のそばに近寄りすぎると顔が熱くなる、だからここから先は行ってはいけないと、フラフープを半分に切って置いた年もあります。半円の外側から竹に穴を開けた火吹きでフーフー噴き続けるのです。子どもの思考、発見は素晴らしい。
ご飯は一人では作れない。ご飯当番が終わったら火当番、野菜当番を手伝いに行く。遊んで何もしない子には「仕事せんと食べれんでーいいだかー?」と聞く。わからないことは大きい子がやってるのを真剣に観て盗んでる、冬のお米研ぎは本当に冷たいけど袖まで濡らして最後までやり通す、途中火で暖を取らない子も歴代数人、そしてできあがりはみんな本当に美味しそうに、本当に美味しそうに食べます。
子どものすべてに脱帽なのです。
大人なんて、なんてちっちゃなことで悩んで、余計なものを勝手に背負い込んで苦しんで人のせいにしたり人をうらやんだり、つまらないことに人生の時間を使ってるんだろうって思い知らされます。
人生に必要な、コミュニケーション力、好奇心探求心、思いやり、協働する力、SOSを出す力、生きるために必要な力をクッキングはみにつけてくれるのです。
さてみなさん、ぜひこのHPのトップから「ふるさと納税」をお願いします(笑)(いきなりきました!)
私たちも初めての経験、「本当に寄付って集まるのだろうか・・・???」とドキドキな毎日です。
もし風りんりんの想いに少しでも共感していただけるのであれば、ぜひよろしくお願いいたします!
ふるさと納税をした分税金控除になります。(税金の分を寄付するという考え方です。)
自分がいくらまで寄付できるか?の計算式もトップのふるさと納税からできます。
みなさんのご寄付はつまり
「子どもに生きる力をつけさせるため」のご寄付になります!
ちなみに炊事棟は風りんりんの子どもだけでなく、地域の方、保護者さんにも自由に使っていただき、
異年齢、異業種、みんなの交流の場にしたいと思っています。
なにとぞご協力のほど、よろしくお願いいたします。
森のようちえん・風りんりん
徳本敦子