お誕生日会、どうする会議
みなさんこんにちは!風りんりんhomeスタッフのもゆちゃんです。
1期の振り返りブログ第2弾!はお誕生日会会議のお話です!
4、5月生まれさんのお誕生日会は5月に合同で行いました。
風りんりんhomeのお誕生日会はご家族に参加してもらいます。
しかし、4月のお誕生日会は新型コロナウイルス感染予防のため、保護者さんの参加はなしと園で決定しました。
一年に一度のお誕生日会。子ども達はとても楽しみにしていて。でもそれは保護者さんも同じです。
特に4月生まれの3人はふきのとう(年長)さん。ようちえんで迎える最後のお誕生日会でした。
開催するか延期にするか中止にするか。スタッフも迷いに迷った結果、
『どうるすかは子どもたちに決めてもらう』という結論に。
早速朝の会でお誕生日会をどうするか相談。コロナ対策でご家族が参加できないこと、5月もどうなるかわからないことも伝えました。
『どうするー?』
『だれがきめるのー?』という会話から始まり、
『だったらお誕生日の人が決めたらいいんじゃない?』
と決定権はお誕生日のEちゃん、Fくん、Gくんの3人に。
『どうする?』
『どっちでもいい!やってもやらなくても。』
『俺も―』とFくんとGくんがどんどん会話を進めていきました。
そしてどっちでもいいとなったので、
『じゃあ大人が決めていい?』と聞くと
『それはダメ―!!』と即答。どっちでいいけど、大人には決められたくない!子どもたちの面白いこだわり。
気を取り直して話し合いが再び始まりました。
『カレー食べたいしな。』
『やっちゃっていいんじゃない?』またFくんとGくんの2人で話が進んでいきます。
『家でも誕生日できるし、ケーキも食べるし』と2人の話は開催に向けてまとまりそうでした。
が、
『・・・私、その日お休みする日。』黙っていたEちゃんがポツリ。
するとEくんとGくんは
『え?そうなの?じゃあ、やめよやめよ』
『4月はなし!一緒にやりたから!』
とスパッと4月のお誕生日会の延期がきまりました。
そして迎えた5月のお誕生日会の2日前、また再び話し合い。今回も残念ながら保護者さんの参加はなし。
さっそく朝の会でどうするか聞いてみると。
『それでもやりたーい』との声が。ふきのとう(年長)さんもいたのでついつい
『最後のお誕生日会だし、お父さんもお母さんも来たいんじゃないかな~』といってしまいましたが、みんなの意思は固かった。
お誕生日当日。保護者さんは不参加でしたが、みんなで作ったカレーライスとお誕生日の子の保護者さんがつくった手作りデザートで、とてもあたたかいひと時となりました。
風りんりんで過ごす時間の半分以上は何をするか決まっていません。だからこそ、子どもたちは決断の連続。自分は何がしたい?何をする?何が必要?これでいいのか?ここまでだったら大人は見える?などなど。小さな決断を積み重ねることで、大きなことも自分で決めれる。意思のある子になっていくんだろうなとふと思った出来事でした。