鳥取県へ移住をお考えの方へ
鳥取県は移住定住を意欲的に進めています。特に子育てしやすい鳥取県を目指し「子育て王国」として様々な割引やお役だち情報がホームページに掲載されています。ぜひご覧になってください(クリックすると、別ウィンドウが開きます)。
実際に移住された方の声
他県から鳥取県に移住された方の声をご紹介します。随時、追加していく予定です。
平成26年、当時6才の長男と2才の長女を1年2ヶ月、お世話になりました。「風りんりん」との出会いは、代表のあっちゃんとスタッフさんが掲載された新聞記事です。風りんりんの立ち上がりの準備が進んでいた頃、夫は故郷の鳥取県で就農活動で帰省しており、その時に「風りんりん」や森のようちえんの存在を知りました。私のインスピレーションというか、どうせ新しいようちえんに転園するなら、ちょっと面白そうというのが夫婦間の共通した意見でした。私たちは県外からの移住者で、夫の仕事は気高町にある農業法人に内定しており、住む場所は夫の職場に近い鹿野町に決め、毎日往復50分の車送迎をしました。
「風りんりん」に子どもたちを入園させて良かった事! それは「私自身」です。
私も当時0歳だった次女と毎週のように親子で参加できる「野いちご組(親子組)」に参加。鳥取東部の様々な自然を親子共々満喫し、スタッフが幾度も歩き調査されたフィールド(危険個所は予めチェックされている)を、自由に思うがままに子ども同士で創意工夫して過ごす様子を見てきました。県外者の私は、自然を通して鳥取を身近に感じ、「風りんりん」の掲げる理念のもと、子どもの成長も感じてきました。
夫の独立就農に伴い、西部大山の裾野に移りましたが、「風りんりん」で身につけ、頂いた「森力(もりりょく)」(と私が勝手に呼んでいる笑)を低下させたくない、またそれを信じて、都合をつけては大山周辺で行われている自然体験に参加しています。少し険しい山でも、初めてのフィールドでも、またどんな天候であろうとも(笑)、親も子も臆することなく森に入っていけます。森の中で我が子の行動を見る度に染みついた「森力」に微笑まずにはいられません。「風りんりん」の朝は、その日のフィールド選びから始まります。天候を念入りにチェックしても、蜂の巣などを発見したらフィールドは変更! おてんとうさん、大地にはかなわない(笑)。それは、私たちの生業(農業)と相通じています。柔軟な人間力が養われるのも「森力」の一つかな。
今の(子ども時代の)我が子に、例えば「森のようちえん、風りんりん、どうだった?」と聞いても特に回答は返ってこないでしょう。卒園・離れた今、我が子たちの日々生活や学校・保育所生活でどんな成果が現れているか考えても、際立って言えることはありません。でも、彼らがこれから大人に成長していく過程において、きっとこの幼少期の体験が彼らに多くを気づかせたり、また自信となっていくはずです。私たちが親としてそうでしたから。
「風りんりん」の「ヒヤリハット」コーナー。日々、子どもたちの力を信じ、スタッフさんは見守っておられますね。ドキドキワクワクしながら読みました。森のようちえんを離れた今、未だにストンと落ちない事があります。子どもたちの様々な行動、子どもたち間のトラブル関係。私たち夫婦は、時として大人が行動を示し、手本となってあげることが必要な場合もあると思っています。それは、出だしから「指示」したり「助ける」のでは決してないのです。ホント、森は人間力を養ってくれるかもしれません。
「森力」と言えば、最近「火おこし」してなかったな! そうだ!! 今度のおやすみの日は、庭で「風りんりんお誕生日スペシャルカレー」なるものを作ってみよう(笑)(笑)(笑)