誰かがいなくなるということ 涙
3月にふきのとう園児との別れ、4月に新入園児との出逢い、5月になるころには新しい形に少しずつ慣れてきます。これを11回繰り返してきました。そっか。11期、ふきのとうの卒園を見送ってきたんだな・・・。みんな元気にしてるかな?
今年はプライベートでもう一つ別れを経験しました。長女が神奈川の大学へ進学、一人暮らしの開始、そう家から我が子が一人いなくなりました。
長女の進学がきまってからは、わー!!どうしよどうしよ!長女がいなくなるなんて嘘嘘嘘💦やばいやばい無理無理無理~!と女子高生ばりの同じ単語しかでてこない日々。寂しくて悲しくて知り合いみんなに「子どもが県外に出て寂しくなかった??」と聞きまくり、「いや~自分の仕事も忙しくてそれどころじゃなかったわ。今は休みで帰ってきても“まだおるんかい”って思うくらいよ」(byスタッフ・みにちゃん)。みにちゃんすごい・・私そんな無理。寂しくて死んじゃうわ・・
さて、長女の旅立ちの日、神奈川まで一緒にいく私はバスや新幹線の中でも写真を撮りまくり、新居に着いたら1分1秒を惜しみ(特に何もしなかったが)2泊して鳥取に戻る日を迎えたのでした。「お弁当箱はここにあるし、お鍋やお米はここ。朝ごはんは何か食べていきなよね。」なんて意識して普通の会話をしました。他愛のない話をしながら長女と大学まで一緒に歩き正門でその姿が見えなくなるまで見送り、涙しながら最寄りの駅まで歩いたものです。長女は大学が終わって家に戻り、母がいなくなったことに涙したそうで。
それからというもの、恋人同士か!ってくらい毎晩のようにビデオ電話をつなげっぱなしでその日にあったこと、お昼はお弁当を作っていったこと、今日の夕食は何を作った、だれと友達になった、こんな先生がいる、など話しました。電話の向こうの長女はしっかり一人で生きていて、あれ?いつの間にこんなにしっかりしたの?母よりちゃんと食事作ってるし、新しい生活をちゃんと受け止めている。と私が面食らっていました。
さてそんな日が数日続き、今ではほとんどテルしていません笑
みにちゃんが言っていたように「自分も仕事が忙しくて寂しがってる暇なんてないのよ~」でした😅
でも私、仕事しててよかった・・じゃなかったら寂しくて寂しくてずっと泣いてたかも。
子どもが生まれて自分より大切なものができて人生の景色が変わり、この子に何かあったらと考えるだけで怯えるようになり、
ずーっと一緒にいられると思ってたり、18年なんて走馬灯のようです。
もう一度赤ちゃんから子育てしたいな。そしたらべったりそばから離れないのになぁ。なんて言いつつ次に生まれ変わっても忙しい人生を選ぶんでしょうね笑
子離れできないのは親なんだな~
私を笑顔で一人暮らしさせてくれた両親に改めて感謝しました。
うちはまたもうすぐ下の二人を送りだすことになるかもしれません。
そう考えると毎日毎日同じことの繰り返しが、同じ小言の繰り返しが、かけがえのない時間なんだと思うようになりました。
私のところに生まれてきてくれてありがとう。一緒にいられるこの人生、いっぱい笑って楽しく過ごしていこうね。あなたが元気でいてくれることが一番の幸せだよ。